1936年(昭和11年) 創業 初代 熊本 清作
1936年、ベルリンオリンピックが開催され、当時の富山は農業と薬業が中心の生活から、近代化社会へ移り変わる時代。
富山市でも路面電車が地域各地に広がり、近代文化がまさに広がる時代に熊本商店は誕生しました。
当時は日常として和装が主流の時代で、普段着から結婚式や祭りなどの礼装でも主流だった時代です。北陸地方は織物や染色技術が発達していた地域でもあり、特に富山は絹織物の産地としても知られており、美しい光沢としなやかな手触りが特徴と言われておりました。
季節、和装特有の魅力、伝統、そして、行事と身なりが重んじられた時代に、富山の特色を反映した美しい織物や染色技術を広めるべく熊本商店は創業いたしました。
地域の文化や習慣を象徴する姿勢は現在にも受け継がれております。