熊本商店について

株式会社 熊本商店の歴史

株式会社熊本商店は、昭和11年、初代 熊本清作から始まりました。

その商人の心を受け継ぎ、二代目 熊本勝四郎が、お客様との繋がりをより大切にしながら地域のみなさまに愛される熊本商店へと発展させて参りました。

現在、熊本久人が3代目となり、伝統を守りながら時代に合わせた「美の追求」を続けております。

呉服だけではなく、宝飾やオーダースーツ、健康商材などもお取り扱いしております。お気軽にご相談ください。

熊本商店のあゆみ

1936年(昭和11年) 創業 初代 熊本 清作

1936年、ベルリンオリンピックが開催され、当時の富山は農業と薬業が中心の生活から、近代化社会へ移り変わる時代。
富山市でも路面電車が地域各地に広がり、近代文化がまさに広がる時代に熊本商店は誕生しました。
当時は日常として和装が主流の時代で、普段着から結婚式や祭りなどの礼装でも主流だった時代です。北陸地方は織物や染色技術が発達していた地域でもあり、特に富山は絹織物の産地としても知られており、美しい光沢としなやかな手触りが特徴と言われておりました。
季節、和装特有の魅力、伝統、そして、行事と身なりが重んじられた時代に、富山の特色を反映した美しい織物や染色技術を広めるべく熊本商店は創業いたしました。
地域の文化や習慣を象徴する姿勢は現在にも受け継がれております。

2代目 熊本 勝四郎

1942年生まれの私の父、2代目 熊本 勝四郎は、戦後の高度経済成長期、富山でも農村から中心市街地に人が集まり、近くには不二越や、富山市民病院の利用で商店街が最も栄えた時代。そして和装から洋服へと時代が変わりゆく激動の時代。しかしなながら、和装と文化はしっかりと時代に流されることなく定着し、次の時代に残すべく先代から事業を引き継ぎました。人から人へと情報が価値に変わる時代、熊本商店は商社(問屋)として事業形態を変え、和装の文化を引き継ぎながらも、時代が求める服飾にまつわる商品の取り扱いを始めます。富山県中小企業団体中央会や、富山市商工会青年部、協同組合富山繊維品卸商連盟など、服飾を通じて、業界全体の魅力の発信に取り組み続けております。

2017年(平成29年)〜 3代目 熊本 久人

1980年生まれ、3代目、熊本久人は、2017年先代から引き継ぎ代表取締役になりました。私が生まれ育った富山市三番町は、ちょうど富山の中心部中央通りと総曲輪通りからみると裏通りに面しており、ここは米問屋から繊維問屋などが集まる流通の町。
幼い時から街中が遊び場であり、モノが行き交う流通の場が学びの場という恵まれた環境で育ったのだと今になって感じております。
先代までの伝統を引き継ぎながらも、服飾を通じて、富山の名店と呼ばれるお店ならばジャンルを問わずにコラボ企画を考え、富山青年会議所や、富山みらいロータリークラブで経営者の皆様から学ばせてもらった経験をもとに、富山の魅力の発信に努めてまいります。

ご挨拶

株式会社熊本商店は富山で創業88年の着物問屋。
「美の追求」を理念に、呉服以外にも宝飾、オーダースーツ、健康商材などをお届けしています。
地域唯一の繊維問屋として、これまでの歴史を大事にしながら、これからも地元富山のみなさまに愛されるお店作りにつとめていきます。

株式会社熊本商店  熊本久人

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